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小さいバストがコンプレックスでした | 美容外科でヒアルロン酸注入法 | 自分に自信を取り戻すことができた
「バストアップ」と聞いて思い出す事は中学生時代の友人です。
その友人は私が所属していた美術部の部員のひとりで、同じ部活仲間という事で親しくしていました。
正直に言えば、人生で初めての友人でした。
実家周辺には同い年の子供が住んでおらず、幼稚園と小学生の頃は苛めのせいで孤立していたからです。
その苛めは中学生でも受け継がれた状態で、私に話しかけるクラスメイトはほとんどいませんでした。
私がクラスメイトに話しかけても、すぐにそのクラスメイトの友人が声をかけて小さく話し合う姿は辛かったと記憶しています。
そのため、ある日、友人からバストアップの相談を受けた時は何の抵抗もなく受け入れる事が出来ました。
「受け入れた」というよりも「突拍子もない内容に驚き、思わず承諾してしまった」という表現が正しいかもしれません。
とにかく私は友人から胸の相談を受けたわけですが、学校において底辺にいた私を友人が相談相手に選んだ理由は単純でした。
私の胸が他の部員たちよりも大きかったからです。
当時の私の体型は平均的な体重を少し上回っていたものの、太っている事を差し引いても胸は大きいほうでした。
友人の話を聞いていると胸が小さい事がコンプレックスだったらしく、「もしもバストアップしているなら教えてほしい」と頼まれました。
真剣な表情をする友人に対し、私は大いに焦りました。
私は自分の胸の大きさについては「体質の問題」だと考えて気にも留めていなかったのですが、友人に「教えてほしい」と頼まれた瞬間に脳裏にフラッシュバックしたものがあったからです。
それは自慰行為でした。
恥ずかしい話になりますが当時の私は衝動的な欲情に動かされて、こっそりと自慰行為にふけるようになっていました。
「もしかしたら自分の胸が大きくなったのは自慰行為のせいかもしれない」。
そう思ったとたん、猛烈に恥ずかしくなり、私はとっさに「実はバストアップしているんだ」と口に出していました。
次の瞬間に後悔がこみ上げてきましたが、すでに友人は「教えて」と両手を合わせていました。
思わず「マッサージをしているんだ」と言いかけましたが、すぐに口を閉ざしました。
そう言ってしまえば「今すぐ教えて」と言い出しそうな雰囲気が友人にあったからです。
なので私は少し考えた後で「母親が愛用しているサプリメントをこっそり飲んでいる」と言って、その場を誤魔化しました。
「サプリメントの名前は忘れた」と言ったら「じゃあ明日教えて」という流れとなり、私は頭を抱えながら家に帰りました。
我ながら嘘を言った自分に呆れましたが、時間は待ってくれません。
私は家に帰って落ち着いてからパソコンを開けて、バストアップに関する情報を集めました。
最初はサプリメントを中心に集め、次に評判がある方法を検索して次の日に備えました。
その時に感じた事は「バストアップは大人向けが多い」と思った事が鮮明に思い出されます。
サプリメントを調べた際に知った「プエラリア」という成分も成人した人間に向いているような説明書きが多く、「とっさの嘘を見破られないための手段とはいえ、このまま友人に教えて大丈夫だろうか」と心配を抱いたほどです。
そのため評判されている方法の中で食事による改善やブラジャーを用いた方法が見つけた時は安心しました。
安心してしまうと、それまで見向きもしなかった知識に新鮮さを覚えて調べる事が楽しくなってきた事が思い出されます。
その後、友人に調べた限りの情報を教えながら嘘を取り繕った私は「自分も実践してみようか」と思いましたが、母に連れられた下着専門の店のスタッフさんから「この子はFサイズですね」と言われた事がショックで思い直しました。
胸が小さいと悩むのは一般的ですが、大きくても困る代物です。